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チーズの種類と特徴

チーズの種類と特徴

代表的なチーズの
種類と特徴

日々熟成が進むナチュラルチーズは、乾燥と高温を避けなければいけません。
直射日光はもちろん厳禁。できれば摂氏5度~10度、湿度は80%~85%に保つのが理想です。
食べ残しはラップに包んで、冷蔵庫の野菜室に保管するのがベター。
また、匂いを吸収しやすいので、匂いの強いものと一緒にはしないようにして、
清潔なぬれぶきんをかけて密閉容器に入れるのが理想的な保存方法です。

フレッシュタイプ

熟成させず、新鮮な作りたての味を楽しむチーズ。そのままはもちろん製菓材料として欠かせない。クリームチーズも含む。

保存方法

ケースやパッケージのまま冷蔵庫へ。冷凍は不可。
開封後は1週間以内に食べるのが理想的。

食べ頃

新しいものほど美味しい。開封後は匂いを吸収しやすく、痛みやすいので早めに食べる。

商品例

白カビタイプ

表面が白いカビに覆われたチーズ。 カマンベールに代表されるソフトでクリーミー、ほど良いコクが特長。 熟成期間は短い。

保存方法

ラップに包んで冷蔵庫の野菜室か、濡れぶきんを敷いた密閉容器で冷蔵庫へ。乾燥が禁物。

食べ頃

無殺菌タイプは3~4週間が食べ頃。殺菌タイプは新しいほど美味しい。

商品例

青カビタイプ

ブルーチーズの名で知られる青カビで熟成させるタイプ。牛乳や羊乳を原料とし、強めの塩味と個性的な風味が特長。
切り口に青カビの特有な模様が見られる。

保存方法

白力ビ同様、乾燥を避けて保存することが大切。

食べ頃

ロックフォールなどは、製造後3ヶ月から長いもので5~6ヶ月。

商品例

ウオッシュタイプ

表面に菌を植え付け、繁殖した菌をワインなどの地酒で洗いながら熟成させる。
表面は固く特有の香りを持ち、中はねっとりと柔らかいのが特長。

保存方法

乾燥を防ぎ、ラップに包んで湿度の高い冷蔵庫の野菜室へ。
熟成すると柔らかくなるものとそうでないものなど様々。

食べ頃

目安は購入後4~8週間。

商品例

シェーブルタイプ

シェ-ブルとは仏語で山羊のこと。
独特のシャープなコクと個性的な味や香りが特長。

保存方法

乾燥を防いで保存するが、ラップはピチッと包まず、空間を持たせて包むこと。

食べ頃

作りたてから完熟(4~5週間)まで、どの状態でもそれなりに楽しめる。春~秋頃が旬。

商品例

セミハードタイプ

弾力のある生地で水分が少なくマイルドな味わいのものが多い。
そのまま食べても、加熱調理にも溶けやすく利用価値の一番広いチーズ。

保存方法

あまり神経を使わず保存できる。ラップに包むか、密閉容器に入れて冷蔵庫へ。

食べ頃

短いものは4~6ヶ月。長いものは2年。熟成はゆるやかに進む。

商品例

ハードタイプ

弾力のある生地で水分が少チーズのなかで最も硬く、長期保存が可能なタイプ。長く熟成させるため、タンパク質が旨味成分アミノ酸に分解され固い組織のなかに濃厚なコクがギュッと詰まっている。

保存方法

セミハード同様、ラップに包むか、密閉容器で冷蔵庫へ。

食べ頃

短いものは4~6ヶ月。長いものは3~4年。熟成はゆるやかに進む。

商品例

プロセスチーズ

長期保存がきき、味や品質も安定している。
果物やナッツ類などを加えたものもある。

保存方法

プロセスチーズは保存性が高く、ナチュラルチーズほど細かく気をつかう必要はないが、やはり基本の保存方法は同じ。
切り口はラップに包み、空気に触れないようにして乾燥を防ぎ、摂氏5度前後で保存するのが最適。

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